活動報告

深作ゆい「療育センターのきょうだい児預かりの支援と継続を!」

本記事は、令和8年度予算第二特別委員会の局別審査(2026.2.25)において行われた、国民民主党・深作ゆいのこども青少年局に対する質疑と担当部長等の回答を全文書き起こしたものです。

質問者=国民民主党 横浜市会議員・深作ゆい
回答者=医務担当部長、こどもの権利擁護担当部長、児童相談所統括担当部長、こども福祉保健部担当部長、こども青少年局長

令和8年度予算第二特別委員会の局別審査(2026.2.25)において質疑をする深作ゆい

療育センターのきょうだい児預かりについて

深作ゆい

地域療育センターについて伺います。

地域療育センターには、保護者がお子さんの発達特性を理解するため、同席を必要とするプログラムもあり、きょうだい児がいる場合は、保護者が療育に安心して参加できる環境を整えるためにも、きょうだい児の預かりが欠かせません。

しかしながら、障がい児をケアしながら、きょうだい児の預け先を探し、実際に療育を受ける日には、地域療育センターから離れた別施設まで送迎することは、保護者にとって大きな負担です。中には、プログラムに参加できないことがあったともお聞きします。

そういった課題に対し、これまでは地域療育センターを卒業したお子さんの保護者が中心となり、療育センター内でのきょうだい児預かりを自主的に支えてこられましたが、近年の共働き世帯増加により、継続が厳しくなっています。

そこで、地域療育センターで実施するきょうだい児預かりにおける、8年度予算の状況について伺います。

こども福祉保健部担当部長からの回答

現在4センターにおいてNPO法人等の委託によりきょうだい児預かりを実施しています。8年度は、新たに2センターを加えて計6センターで実施します。

地域療育センターにおけるきょうだい児預かりにかかる予算として、3,189万円を計上しており、前年度より1,449万円増額しています。

深作ゆい

私の地元・都筑区には北部療育センターがあり、ここではまさに地域の子育て支援団体と協力して、療育センター内の預かりが実現しています。卒業生の保護者の方々がピアサポートとして取り組まれてきたことは尊重しつつも、先にお伝えした様々な社会情勢によって困難さが増している状況から考えると、市と地域が協働することは重要です。

都筑区の北部療育センターでは、地域の子育て支援団体と協力して、療育センター内の預かりが実現している

さらに、保護者が療育に安心して参加できる環境を整えることはもとより、きょうだい児が安心して過ごせる居場所を確保することは、きょうだい児が持つ子どもとしての権利を守るという意味でも大変重要だと思っています。
市は地域療育センターで実施しているきょうだい児預かりを今後とも支援し、継続すべきと考えますが、見解を伺います。

局長からの回答

地域療育センターは、専門性に基づく発達支援はもとより、家族支援も担っていることから、きょうだい児預かりは大切な取組だと認識しています。

地域の子育て支援団体がきょうだい児預かりを実施することで、安定した継続的な事業運営が可能となります。

障害のあるお子様と保護者が療育センターのプログラムに安心して参加できるよう、引き続き、取組をしっかり支援してまいります。

深作ゆい

先日、市役所アトリウムで行われたきょうだい児支援のシンポジウムに参加をしました。そこでは、きょうだい児には保護者に迷惑をかけないように、感情を抑える子どもたちが多いことや、感情をうまく表現できない子が多い傾向があることが共有されました。

きょうだい児が子どもとして、子どもの時代を過ごすことができ、成長や発達を地域で支えていけること、そして今支援を必要としている全ての保護者に手が届くことを願って、引き続きの取り組みを要望し、質問を終わります。

令和8年度予算第二特別委員会の局別審査(2026.2.25)において質疑をする深作ゆい