令和6年第3・4回定例会で質問しました!

任期をいただいてから2度目となる市長への一般質問は、困難を抱える方々への支援に焦点を当て、市や市長の認識を問いました。局別の審査では、子どもたちや子育て家庭の支援につながる質疑を、対策を持って行いました。

質問1

市立保育所の昼寝用布団と便座の見直しを

市立保育所ではお昼寝でリースの敷布団と掛け布団等を使用し、それらのカバーは保護者の手作りで、毎週洗濯と掛け替えが必要です。市立園では水洗いや消毒可能なメッシュ式ベッドを使用する傾向。カバー等を作る手間や付け替えも楽に。

便座に座る園児
提案1

市立保育所でも、メッシュ式ベッドの導入を進めるべき!

答弁1

風通しがよく水洗いもできて衛生的であり、シーツ交換の手間が少ないといったメリットがある。収納場所の確保など各園の状況を確認しながらコットの導入を検討する

提案2

約3割の設置にとどまっている暖房便座を全園に設置してほしい

答弁2

一般家庭でも暖房便座は普及しており、子どもたちが快適に過ごすために必要だと考える。便座のみの交換を積極的に進めるなど、全保育所での設置に向けて取り組む

質問2

病児保育所の新規整備に向けた支援策の充実を

令和7年度〜令和11年度までに30か所を整備する方針に対し、現状26か所。感染症の流行期は予約が取りづらい状況です。電話予約しかできない施設や予約可能時間が限定的な施設もあり、利用時にハードルがあります。

看病するママのイラスト
提案

利便性向上のためオンライン可能予約施設を増やすべき!

答弁

6年度中に独自の予約システムを開発し、各施設が導入できるよう環境を整える予定。施設とも意見交換をしながら利便性向上に取り組む

質問3

保育料の多子軽減を拡充すべき

0〜2歳児までの保育料は、国の制度では認可保育所等を利用するきょうだいがいる場合は軽減。しかしきょうだいが小学生以上になると軽減がなくなります。小学生になったからといって子育てにお金がかからなくなるわけではありません。

4人家族のイラスト
提案

子どもの数通りに軽減するなど、本市独自に多子軽減を拡充すべき

答弁

国に対する制度拡充の要望を行うとともに、負担軽減に向けた取り組みを検討していく

質問4

放課後キッズの長期休み中の昼食提供

一昨年の一般質問で要望し、昨夏全校でモデル実施されました。実際に現場を視察し、複数の保護者の方からいくつか気づきをいただきました。

昼食のイラスト
提案1

注文が1週間前、キャンセルが3日前は利便性が高いとは言えない。注文システムの見直しを

答弁1

市独自のシステムの構築を進めている。保護者の意見を踏まえ使いやすいシステムとなるよう取り組む

提案2

食事内容は子どもたちが美味しいと思える工夫を

答弁2

子どもたちへのアンケートで意見を聞く。注文が多かったメニューを把握しメニューを検討する

提案3

置き場所の調整や保護者への事業説明、注文の確認や受け渡し等、クラブの負担が大きい。支援策について検討を

答弁3

クラブから負担や改善点等を伺って、必要な支援について検討する

質問5

子育てと介護のダブルケア支援を前へ

晩婚化や晩産化などの背景から、ダブルケアに直面する人が増加。ケアラーのうち9割が30〜40代の働く世代、7割が女性に偏っています。ジェンダー格差や介護離職、それに連なる貧困・孤独孤立などの問題は現代社会の課題を包含しており、ケアラーを支えなければ社会は成り立ちません。介護保険法の制度の枠組みを超えたケアラー支援の拡充も必要です。

提案

ダブルケアを担う市民への両立支援を進めるとともに、実態調査を!

答弁

関係部署が連携し支援の充実に取り組むことが必要。支援策を考えていく中で、実態調査の実施についても検討する

質問6

養育支援ヘルパー事業の見直しを

児童虐待等の問題から自動相談所が支援を行う家庭に、虐待の再発予防を目的とする養育支援ヘルパー事業。現状、単体の福祉や医療の支援制度はあっても、それぞれの支援枠で支援対象者が児童のみ、養育者のみとなっているため、その家庭に支援に入るものの横の連携が乏しく、その過程の支援課題や全体像の共有が出来ていないことに課題があります。また指標は派遣件数だけでなく、子どもの最善の利益に繋がり、世帯の自立を促せるようなアウトカム指標を持つべきです。

電話サポートする女性のイラスト
提案

養育支援ヘルパー事業の指標の見直しをすべき

答弁

有識者や子育て支援者等で構成する子ども・子育て会議の意見も伺いながら検討する

都筑区民の皆様からのご相談対応

ノースポート駐車場付近の植え込みの剪定

横断歩道から見辛かった車や自転車が確認しやすくなりました。

駐車場付近の植え込み剪定のビフォーアフター

中川駅周辺の街灯のちらつきを解消

四本のうち一本がチカチカしていましたが、LED灯に変更されました。

街灯のLED交換ビフォーアフター

提案した政策が実現!

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放課後キッズクラブ・児童クラブでの長期期間中の昼食提供が全市でスタート

全656か所で、夏休み期間中だけでなく、冬休み、春休みにも拡大されることになりました

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学校の先生が使う公務支援システムがクラウド化

公務支援システムのサーバーはこれまで自前での設置でしたが、クラウド化に伴い、学校内のどこにいても公務ができる職場環境に!

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インクルーシブ遊具を備える公園が計7カ所に増加

小芝自然公園、本牧市民公園
(他の設置公園は現在検討中)

今を楽しむ、わたしの子育て

2024年10月15日に第二子となる長男を出産いたしました。昨年は年明けとともにひどいつわりに苦しみ、落ち着いてきたと思うと猛暑の中、大きいお腹で3歳児と過ごす日々に苦戦しました。出産日が近づくにつれ悩んだことの一つが「産休」についてです。労働基準法は産後間もない女性会社員の休業を規定していますが、特別職となる議員は同法に基づく労働者とみなされません。横浜市の場合「出産」を理由に議会を欠席することは、令和2年より条例に明記されましたが産休の期間は決められていません。早く仕事したいという気持ちもありましたが、子育てと両立する若い女性議員を増やすためにも前例をつくることが大切だと考え、産後8週間お休みをいただきました。議員である自分自身が、妊産婦、子育て当事者となることで経験したことを元に、復帰後の議会に臨んでいきます。市会議員の仕事は、市民の代表として市政をチェックするという役割なので、当事者としての経験は無駄ではないと思っています。

深作ゆいと生後間もない長男の写真