こんにちは!横浜市会議員(都筑区選出)深作ゆいです。
いつも温かいご支援をありがとうございます。
さて、10月に長男を出産しましたが、議員は労働基準法の傘下にいないので育休はありません。そのため、8週間のお休みをいただいた後、復職をしています。
「乳幼児一時預かり」について、市の担当課と意見交換
自分が産後間もなかったこともあり、「乳幼児一時預かり」について、市の担当課の皆さんとオンラインで意見交換をしました。
子どもを産んで、その子どもを預けるということにおいて、母親が大事にしたい点は「安全で安心な環境が整っているかどうか」というところだと思います。
そのために、ガイドラインを策定した方がよいのではないか、という提案をしました。
現状、一時預かりはガイドライン化されておらず、ブラックボックスのようになっているところもあると考えます。例えば、現状の国が定める設置基準は3人のうち1人が有資格者であれば、他の2人は国が定める「子育て支援員」の資格を取ればOKとされていますが、実務経験なしで数時間で取得できる「子育て支援員」の資格者で現場を回すことを想像すると、満足いく保育の提供は難しいでしょうし、安全管理も難しいのではないか、という話をしました。
市長は「預けやすいまち」を謳って予算を組みました。そのため、商業施設で一時預かるとか、地区センターで英語を使いながら預かるなど、色々な預かりが展開されることがわかっています。
そういった預かりをするときに、どうやって安心安全な環境を作っていくのか、という点において、私は引き続き取り組んでいきたいと思っています。 またこの意見交換のときは、預かりを促進するために横浜市がやっている「はじめてのおあずかり券」という事業の利用状況についてもチェックしました。

「はじめてのおあずかり券」利用されていますか?

「はじめてのおあずかり券」は、産後間もないお母さんと赤ちゃんのいるお家への母子訪問のときにいただくチラシの中に入っています。正直、20枚くらいもらうチラシの中の1枚で、
- どれだけの人がこれを認知して、利用しているのか
- 預けられる側には安心感の提供というものが大事だが、そこに対する取り組みはどういったことをやっているのか
を聞きました。
また、この預け先が、現在は横浜市が認めている一時預かり所や認可保育園の中での預かりのみになっています。
また問い合わせをしても枠が埋まっていて予約が取れないという話も聞きます。
特に0歳児に対しては、保育士さんが何人いないといけないという規定があるので、そこに対して枠がどうしても少なくなっている。
預かり券を配っても、いざ預かって欲しいと思うときに使えない、という状況があります。
それならば、ガイドライン化をして、安全性を確保した上で、認可外の一時預かり施設なども適用することなどを検討できないのか、という提案をしました。 これが復職後にやった意見交換のひとつです。
託児所を併設したカフェにヒアリング
それに関連して、もうひとつ、都筑区の中川駅に託児所を併設したカフェがあります。そちらに視察を兼ねて、
- どんなガイドラインを作っているのか
- どのような方がどのようなニーズで利用されているのか
- 認可外だからこその難しさなどはあるのか
等、ヒアリングをさせていただきました。

産後のママたちがやっていること

また出産をして、粛々と自分の子どもが生まれてからの手続きをやっていたのですが、ひとつひとつ市がやっている取り組みをレビューするような(視察するような)気持ちで取り組みました。
例えば、予防接種とか、0歳4ヶ月の乳幼児健診などです。 こんなに用紙が届くんだな、と。同じ名前や住所、生年月日を何回も書くことになります。
産後間もなく、寝不足だったり授乳しながら、予防接種や乳幼児健診に取り組まなくてはいけないのに、DX化(デジタル化)が全然進んでいない状況です。今後は市に対して、そのようなことも提案していきたいと思っています。
